オリーゼ誕生物語

第二章

『オリーゼ』が生まれるまで

『オリーゼ』を生みだしたのは当社の創業者である私の父、大場八治です。

父は佐賀県鏡山ふもとの庄屋の家に生まれました。6人兄弟の三男です。しかし祖父は家土地田畑をすべて失います。明日は稲刈りという日に役所の方がやってきて差し押さえの赤紙を貼っていったのだそうです。それにより生きる活力を失くした祖父は他界し、祖母はすでに亡くなっておりましたので、年端もいかない6人の子どもたちだけが残されました。食べていけませんから、小学校に上がるのと同時に父は農家に奉公に出されました。口減らしです。勉強したくても、ろくに学校にも通えず、野良仕事に追われる毎日でしたが、15歳で一大決心をして大阪に出ます。もちろん「醗酵」の「は」の字も知りません。そんな父が、いかにして「醗酵」を学び、『オリーゼ』を作りだすに至ったのか。それを語るために創業者の人となりについて少しご紹介したいと思います。

頼る者もいない大阪に飛び出した父は、少年時代とはうって変わって、当時、浪花の浪曲界で活躍していた筑波武蔵のもとに入門しました。


オリーゼ本舗 創業者 大場 八治 (大宮 歌右エ門)

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